宮城県名取市への納車
2011年04月06日
3月11日(金)に起こった 東日本大震災から3週間と少しが経ちました。
丁度、その日は津波の被害の大きかった宮城県の名取市へ遠方納車の予定を
組んでおりましたが、陸送業者さんの納期の関係で急遽、予定を変更させて頂いておりました。
弊社の御客様の住む名取市は津波により被害が広範囲にわたり、酷く、ニュースや
youtubeなどで画像を見ては言葉にならない程の衝撃を受けました。
もしこの日に納車に行っていたらスタッフと車が被害に遭っていたと
思うと動揺します。
震災後、御客様から御電話を頂き、納車日を4月5日に改め
弊社の店長と代表の私が納車へ行って参りました。
宮城県の陸運支局まで向かう道中の東北道は開通こそはしているものの
道路の継ぎ目は凸凹と道路の歪みがかなりありました。
朝一番での登録を済まし、御客様の住む名取市へ向かう途中、想像を絶する
世界を目の前に言葉を失ってしまいました。
宮城県の陸運支局のある仙台市内は建物のガラスが割れていたり、歩道が損壊して
いました
サーフィンでも有名な仙台新港付近は工場や倉庫街などが無数にある地区で
トラックやなかには大型のトレーラーなどがほとんど原型を留めていない状態にまで
潰れていました。
仙台新港付近の画像です。
大きな倉庫や工場で働く方たちの車だと思いますががれき以上に
車の数も無数にありくの字に折れ曲がっている車までありました。
実際に被害に遭われた方や被災地の方からすると我々は
ヤジウマで見に来ているように思われてしまったかも
しれません。